kuroumaのお気に入り。
とにかく活字中毒で,部屋の中は本であふれかえっています。そんな私の書評ブログ。

『文章のみがき方』(辰濃和男/著・岩波新書)

こういうブログを書いていると,自分自身の言葉を伝える技術の拙さに愕然とすることがある。その自覚があるから,書店で「文章の書き方」などの本を見かけるとすぐに買ってしまうのだが,その手の本を何冊熟読したとしても,自分の思いを過不足なく伝えていくことは難しい。


この本では,文章を書く際の心得のようなものが簡潔にまとめてある。

1つ1つの項目は,例えば「辞書をてもとにおく」,「正直に飾りけなく書く」,「借りものでない言葉で書く」,「異質なものを結びつける」,「自慢話は書かない」,「ゆとりをもつ」,「抑える」,「削る」,「いやな言葉は使わない」,「そっけなさを考える」,「低い視線で書く」,「自分と向き合う」,「渾身の力で取り組む」・・・などとどれもすぐにできそうなことだが,自覚していたとしても実際にはなかなかできないことばかりである。


基本を大切に,謙虚な気持ちで書く。未熟な私にはとりあえずこのことから始めるしかない,と心して書いていくしかないのだろう。





文章のみがき方 (岩波新書 新赤版 1095)文章のみがき方 (岩波新書 新赤版 1095)
(2007/10)
辰濃 和男

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