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今はほとんど指さない将棋ファンです。角換りを中心に思うところを書いていきたいと思います。

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第24期竜王戦第2局(1日目) 角換り腰掛け銀から緊迫した局面に
第24期竜王戦第2局は、大方の予想通り腰掛け銀となった。双方ともに得意の戦型だ。後手の渡辺竜王は26手目に△65歩と位を取り、△74歩を突かない徹底した待機策で先手を迎え撃つ。

17時からのBSプレミアムで阿部八段がこの形の基本を解説していた。参考1図は昨年(2010)12月の第23期竜王戦第6局▲羽生名人(当時)-△渡辺竜王戦の40手目の局面。

111025丸山ー渡辺参考1

後手はこの形が最善形。仮に参考1図が後手の手番だったとして△42金引きとすると先手から▲45歩の仕掛けを許すことになる。
参考1図から先手が仕掛けるのはなかなか難しく、▲45歩、△同歩、▲同桂に△42銀と引いて次に△44歩と桂取りを見せることができるのが大きく後手が指せる、と阿部八段。

この変化をはじめとする膨大な変化を水面下に局面は進む。本譜は41手目△12香と穴熊を見せた手に対し、先手は48飛+47金の形で▲45歩と仕掛けた(第1図)。

111025丸山ー渡辺1

第1図から△45同歩、▲同桂、△44銀、▲46歩の後の△64角(第2図)は竜王が勝負を賭けた手か。

111025丸山ー渡辺2

第2図以下▲17香、△33桂、▲15歩、△25桂(第3図)と双方苦心の手順が進む。△25桂の後の54手目を渡辺竜王が封じ、指し掛けとなった。1日目にして非常に難解な局面となっており恐らくすでにどちらかに形勢が傾いているのだろう。先手の攻めを後手が凌げるかどうか。

111025丸山ー渡辺3

明日は会場である大阪府吹田市のホテル阪急エキスポパークへ行ってみるつもり。京都からだと阪急+モノレールを乗り継いでも小一時間で行けるはず。

*リアルタイム中継は、竜王戦中継サイトにて



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第24期竜王戦開幕。第1局は、後手の1手損角換りに
今年の竜王戦が始まった。渡辺竜王の8連覇を阻止するべく挑戦者として勝ちあがってきたのは丸山九段。言わずと知れた実力者だが、タイトル戦は2003年の第74期棋聖戦(佐藤棋聖(当時)に0-3で敗退)以来久々の登場となる。

開幕の第1局、後手になった丸山九段の作戦が注目されたが、8手目に△88角成と後手から角を交換。後手の1手損角換りとなった。先手の渡辺竜王は棒銀で対抗。23手目▲35歩の仕掛けに△54銀、▲34歩、△同銀、▲79王に後手は28手目に△33桂(第1図)の新手を披露。

111013渡辺ー丸山

この△33桂は先手の棒銀を▲37銀と立て直すのを牽制する狙いで、当面は、王の囲いは放棄して銀2枚と桂で左辺を制圧しようという大胆な構想だ。

第1図以降▲58金、△94歩、▲56歩、△45銀右、▲55歩、△85歩、▲88王、△65歩、▲46歩、△同銀、▲64角(第2図)と進行。

111013渡辺ー丸山2

王を固めて急所に角を放った時点では竜王がペースを握っているかに見える。1日目からすでにスリリングな展開となった第1局は、52手目後手の△85歩に対し先手の渡辺竜王が手を封じ1日目が終了。
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